エアコン工事で必要な工具②
前回の記事では、
脚立・インパクトドライバー・ハンマードリルなど、
エアコン工事に最低限必要な基本工具を紹介しました。
今回はその続きとして、
**「エアコン工事の基本的な工具②」**を紹介します。
これらの工具が揃ってくると、
交換工事だけでなく新設工事にも対応できるようになります。
ホールソー(65φ/70φ/80φ)
エアコン工事では外せない穴あけ工具です。
主な使用シーン
- エアコン配管用の壁穴あけ
- 既存配管穴の拡張
一般的な家電量販店工事では、
65φまたは70φを使うことがほとんどです。
ただし、
ダイキンの「うるるとさらら」対応として
80φも必ず準備しておきましょう。
これが無いと、
「配管が通らない…」と現場で焦ることになります。
ホールソーの種類
- ALC用
- コンクリート用
この2種類があれば十分です。
ウッディングコアもありますが、
すぐに切れなくなるうえ、
ALC用で木材・サイディングも対応可能なので不要です。
ゲージマニホールド
エアコンが正常に取り付けられているか、正常に動作しているかを確認するための工具です。
主な使用シーン
- 停止圧力・運転圧力の確認
- ガス補充・ガス回収
- ポンプダウン
いわばエアコンの健康診断のような存在です。
これが無いと、正常に動作しているか判断できません。
アナログタイプでも問題ありませんが、
最近はデジタルタイプのほうが圧力変化が見やすく、使いやすい印象です。
VVFストリッパー
VVFケーブルを素早く・綺麗に剥くための工具です。
カッターや電工ナイフでも作業はできますが、
- 仕上がり
- 作業スピード
- 安全性
を考えると、VVFストリッパーは必須です。
電気工事士の資格試験で準備した方も多いと思いますが、
エアコン工事のスピードアップにも大きく貢献します。
ダクトカッター
スリムダクト施工を綺麗に仕上げるための専用工具です。
1本程度のカットなら無くても作業できますが、
複数本切る場合は作業スピードが段違いです。
ノコギリやハサミでも切れますが、
切断面の綺麗さはダクトカッターが圧倒的です。
※注意点
冬場の寒い日は割れることがあるため、
その場合はノコギリで切った方が無難です。
ボードリベッター または ヒッパー
石膏ボードへのアンカー固定に使用する工具です。
主な使用シーン
- 室内機背板の固定
- 軽量物の取付
エアコンの落下防止のために必須の工具です。
家電量販店によっては
ハンマーで叩き込むボードファスナーが使用禁止の場合もあります。
また、
カベロックなどのねじ込み式は
固定力不足で禁止されていることも多いです。
MA-1のようなインパクトのみで固定できるタイプでも対応できますが、
壁紙や石膏ボードが弱っている現場では固定できないこともあります。
備えとして必ず持っておきたい工具です。
下地探し
エアコンの背板は、
できるだけ下地に固定するのが基本です。
主な使用シーン
- 室内機背板固定時の下地探し
- 配管穴の位置決め
- 石膏ボードの厚さ確認
感覚だけに頼ると、
無駄な穴あけや壁を傷つける原因になります。
下地探しがあれば、
- 無駄な穴あけを回避
- 作業時間の短縮
につながります。
まとめ
今回は
エアコン工事で必要な工具②を紹介しました。
これらの工具が揃ってくると、
工事人として一段階レベルアップした実感が出てくると思います。
最初からすべて揃える必要はありませんが、
仕事量が増えてきたタイミングで
少しずつ揃えていくのがおすすめです。


コメント