― 協力業者になりたての「お金」と「仕事量」の現実 ―
このページでは、
家電量販店の協力業者になりたての頃の
お金 と 仕事量 について、正直に書いていきたいと思います。
まずは、お金の話から
先輩職人と一緒に現場を回っていた最初の1年間、
報酬は 1日あたり約1万円 ほどでした。
仕事があれば基本的に出ていたので、
月の報酬は 約1万円 × 稼働日数。
夏はエアコンシーズンということもあり、
多少売上が上がって報酬も上乗せされましたが、
それでも 40万円前後 が限界でした。
当然ですが、
仕事が休みだった日、仕事がなかった日は 1円も入りません。
さらに、
会社員の頃にはなかった
- 税金
- 各種支払い
- 経費
も重なり、
実際の生活はかなり厳しかったです。
会社員の頃は、
コンビニでコーヒーを買うことに何の迷いもありませんでした。
でもこの頃は、そんな余裕は一切なく、
毎日、水筒に入れたお茶を飲むだけ。
お昼は、タッパーに入れたウインナーと白米だけのお弁当。
「独立したら自由になる」
そんなイメージとは、真逆の現実でした。
ちなみに当時は、
先輩職人の車に同乗させてもらう予定だったので、
ガソリン代は浮くはずでした。
……が、
正直、先輩職人と同じ空間にいるのが精神的にきつく、
途中から自分の車で現場に向かうようになりました。
結果、
ガソリン代も1万円の中から支払う ことに。
今思えば、
よくあの状況でやっていたなと思います。
次に、仕事量の話です
春、5月のスタート直後は、
仕事量はそれほど多くありませんでした。
これはおそらく、
量販店側も
「慣れない最初のうちは無理をさせない」
という配慮をしてくれていたのだと思います。
そして、夏の繁忙期。
普通の二人組の業者であれば、
エアコン工事は 1日5台前後 入ると思います。
ただ、私たちの場合は、
先輩職人がトラブルを起こしかねない状況だったため、
無理をせず 3台程度 に抑えられていました。
このあたりは完全に私たちの問題なので、
あまり参考にならないかもしれません。
繁忙期が終わり、秋になると、
仕事量は一気に落ち着きます。
- エアコン工事が1台
- ウォシュレット交換
- インターフォン交換などの小工事が2〜3件
といった日が多くなりました。
これも、先輩職人の件が大きく影響しているので、
あくまで 「私たちの場合」 という話です。
そして冬に入ると、
仕事量はガクッと減りました。
それまでは何とか
エアコン1台+小さな工事が2〜3件
という日が続いていましたが、
- ウォシュレット交換と照明交換が1〜2件
- さらには 全く仕事がない日
も出てきます。
当然、売上が落ちれば、
私の報酬にもそのまま響きます。
「さすがにこれでは食べていけない」
そう思い、
数少ない知り合いの空調職人さんにお願いして
仕事を回してもらいながら、何とか凌いでいました。
そして翌年の春頃、
先輩職人とは喧嘩別れし、一人立ち することになります。
こんな感じで、
私の 協力業者としての初年度 は過ぎていきました。
兎にも角にも、
厳しい1年だったことは間違いありません。
でも、
この1年があったからこそ、
今がある――
そういうことにしておきます。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。

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